2026/02/11
「フローリングから釘のようなものが出てきた…」
「退去後の原状回復で床の傷をどうしよう…」
三原市で賃貸管理をされている不動産会社・管理会社の方、またアパートオーナーの方から、こうしたご相談をいただくことがあります。
この記事では、三原市のアパートで実際に対応した「フローリングの金具飛び出し・釘穴補修」の事例をご紹介します。
フローリング交換をせずに部分補修で対応した流れや、仕上がり、費用感の目安まで、写真付きでお伝えします。
今回のご依頼:三原市のアパート/不動産会社様から
今回ご依頼いただいたのは、三原市内のアパートを管理されている不動産会社様です。
退去後の確認時に、フローリングの表面から金属製の金具(ステープル状)が飛び出しているのが見つかりました。
素足で歩くとケガをする恐れがあり、見た目にも気になる状態です。
「フローリングの交換まではしたくないが、次の入居者を迎える前にきれいにしたい」というご要望で、部分補修(リペア)でのご対応となりました。
症状:フローリングから金具が飛び出した状態
現場を確認したところ、フローリングの継ぎ目付近からU字型(コの字型)の小さな金具が浮き上がっていました。

▲ フローリング表面から金具が飛び出している状態。遠目でも突起が確認できます

▲ 近づくと、U字型のステープル金具がフローリングの継ぎ目から浮き上がっているのが分かります
この状態が問題になる理由
フローリングから金具が飛び出していると、以下のようなリスクがあります。
素足やストッキングで歩いた際にケガをする可能性があること、掃除機やフロアワイパーが引っかかること、そして原状回復の観点から入居者募集に影響する可能性があることです。
特に賃貸物件では、管理会社様やオーナー様にとって早めの対処が求められる症状といえます。
原因として考えられること
フローリングから金具が浮き上がる原因はさまざまですが、一般的には次のようなケースが考えられます。
経年による下地材の収縮や変形、湿度変化による木材の膨張・収縮の繰り返し、日常的な歩行や荷重による振動の蓄積、もともとの施工時に打ち込まれた固定金具が徐々に浮いてきたケースなどです。
今回のケースでも、経年と使用環境が重なって金具が浮き上がってきた可能性があります。
こうした症状は築年数が経ったアパートで見られることがあり、珍しいものではありません。
対応方針:フローリング交換せずに部分補修で目立たなくする
原状回復の現場では「床を全面交換するほどではないが、このまま放置もできない」という判断に迷う場面が少なくありません。
今回のような金具の飛び出しと釘穴であれば、部分的なリペア補修で対応できるケースが多くあります。
フローリング交換に比べて、工期が短い、コストを抑えやすい、周囲の床材との色の差が出にくいといったメリットがあり、管理会社様からのご依頼で多い対応方法です。
施工手順
Step 1:飛び出した金具の処理
まず、フローリング表面から浮き上がったステープル金具を、周囲の床材を傷つけないよう慎重に取り外します。
無理に引き抜くと穴が広がるため、専用工具で丁寧に処理します。

▲ 取り外したU字型のステープル金具。この金具がフローリング表面から飛び出していました
Step 2:釘穴・欠けの充填と成形
金具を取り外した跡には穴や欠けが残ります。
この部分に専用の補修材を充填し、フローリングの表面と平らになるよう成形していきます。

▲ 金具を取り外した直後の状態。穴と周囲の欠けが残っています。ここから充填・成形を行います
充填材が硬化した後、表面を平滑に整えます。
この段階での仕上がりが最終的な見た目に大きく影響するため、丁寧な作業が求められます。
Step 3:色合わせ・木目合わせ・仕上げ
最後に、補修箇所と周囲のフローリングの色・木目を合わせて仕上げます。
フローリングの色味や木目のパターンを観察しながら、専用の着色材で調整していきます。
▲ 補修後の仕上がり(近景)。金具の飛び出しと穴があった箇所が分からないほど自然な状態に
▲ 補修後の仕上がり(全体)。周囲のフローリングと違和感なくなじんでいます
施工のポイント:仕上がりに差が出る部分
フローリングの釘穴補修は、一見シンプルに見えて技術の差が出やすい作業です。
カープリペアが仕上がりのために特に注意しているポイントをご紹介します。
金具の取り外し方で穴の大きさが変わる。
無理に引き抜くと周囲の床材まで欠けてしまいます。
穴を最小限に抑えることが、きれいな仕上がりの第一歩です。
充填材の選定と硬さの調整。
フローリングの硬さに近い補修材を選ぶことで、歩行時の違和感や経年での段差を防ぎます。
色合わせは「一色」ではなく「複数色の重ね」。
フローリングの色味は単色ではないため、ベースの色に木目の濃淡を重ねて周囲になじませます。
表面のツヤ感の調整。
色が合っていてもツヤの度合いが違うと目立ちます。
周囲と同じ質感に整えることで自然な仕上がりになります。
光の当たり方による見え方の確認。
最後に、窓からの自然光や照明の下で補修箇所を複数の角度から確認し、違和感がないかチェックします。
工期の目安・費用の目安
今回のような釘穴・金具飛び出しの補修の場合、目安は以下のとおりです。
工期: 1箇所あたり数十分〜。損傷の程度や箇所数によりますが、半日以内で完了するケースがほとんどです。
費用: 損傷の範囲、箇所数、フローリングの種類・色、現場の状況(駐車場の有無やアクセスなど)によって変動します。まずは写真をお送りいただければ、概算のお見積もりをお出しできます。
※フローリング全面交換と比較して、部分補修は費用を大幅に抑えられるケースが多くあります。「交換と補修、どちらがいいか迷っている」という段階でもお気軽にご相談ください。
不動産会社・管理会社様向け:こういう時にご相談ください
以下のような場面でお役に立てます。
☑ 退去後の原状回復でフローリングに小さな損傷がある ☑ 釘やステープルの飛び出し・浮きが見つかった ☑ 床のへこみ、えぐれ、引っかき傷を交換せずに直したい ☑ 入居者の退去立会い前に床を整えておきたい ☑ フローリング交換の見積もりが高く、代替案を探している ☑ 複数箇所をまとめて短時間で対応してほしい
三原市内はもちろん、広島県内の賃貸物件の原状回復フローリング補修に対応しております。管理物件で定期的にリペアが必要な場合もご相談ください。
よくある質問
Q. 釘が飛び出して危ない時、先にやるべき応急処置はありますか? A. ケガ防止のため、まずはガムテープや養生テープで飛び出し部分を覆っておくのがおすすめです。無理に引き抜くと穴が広がる場合があるため、そのままの状態でご連絡ください。
Q. 退去立会い前でも対応してもらえますか? A. はい、対応可能です。立会いの日程が決まっている場合は、お早めにご連絡いただけるとスケジュールを調整しやすくなります。
Q. 当日対応はできますか? A. スケジュールの空き状況によりますが、お急ぎの場合はできる限り早めの対応を心がけております。まずはお電話やLINEでご相談ください。
Q. フローリング交換と補修、どちらを選ぶべきですか? A. 損傷が局所的で下地に問題がなければ、部分補修で十分対応できるケースが多いです。広範囲の損傷や下地の劣化がある場合は交換のほうが適しているケースもありますので、現場を確認したうえでご提案いたします。
Q. 補修後、色が周囲と合わないことはありませんか? A. 現場でフローリングの色味・木目を確認しながら調色するため、周囲との違和感が出にくい仕上がりを目指しています。ただし、経年で日焼けが進んだ床材の場合など、多少の差が出る可能性はあります。
Q. 1箇所だけでも依頼できますか? A. はい、1箇所からお受けしております。出張費の関係で、複数箇所をまとめてご依頼いただくほうがコストパフォーマンスは良くなる場合があります。
Q. 賃貸だけでなく、自宅のフローリングも直せますか? A. もちろん対応可能です。戸建て・マンション・アパート問わず、フローリングの補修全般に対応しております。
Q. 見積もりだけでも大丈夫ですか? A. 大丈夫です。写真をお送りいただければ概算をお伝えできます。正式なお見積もりは現場確認後となりますが、まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回の事例のポイントを3つにまとめます。
1. フローリングの金具飛び出し・釘穴は、部分補修で対応できるケースが多い。
フローリング交換をしなくても、リペアで目立たなくすることが可能です。
2. 原状回復の現場では、工期とコストを抑えられる部分補修が選ばれやすい。
管理会社様・オーナー様にとっても、次の入居者募集までの時間とコストを最小限にできます。
3. 仕上がりの品質は、色合わせ・木目合わせの技術で大きく変わる。
専門のリペア業者に依頼することで、自然な仕上がりが期待できます。
三原市周辺でフローリング補修・釘穴補修ならカープリペアへ
広島県内の住宅リペアを専門に対応しております。
三原市をはじめ、広島県内の賃貸物件の原状回復、フローリングの部分補修、木部リペアなど、お気軽にご相談ください。
📷 まずは写真を送って概算相談。
スマートフォンで損傷箇所を撮影し、LINEやお問い合わせフォームからお送りいただくだけで、おおよその費用感をお伝えできます。
お電話・LINE・お問い合わせフォームから、お気軽にどうぞ。